夜中の12時前後に一瞬で日付が変わるカレンダー機構を搭載した『デイトジャスト』。1945年、ロレックス社により発表されたこの機構“デイトジャスト”は、そのまま商品名にも採用されました。 『デイトジャスト』は、現在最も豊富なバリエーションを誇るロレックスのスタンダードモデルで、クールなオールステンレスから、華やかなコンビ素材、ラグジュアリー感漂うオールゴールドまで、素材だけでも様々あります。さらに、デイトジャストは、インデックス、ダイアルの色や模様などを組み合わせるとそのバリエーションは数百種類にも及び、気が遠くなるほどです…。
一般に、女性が着けることを想定した文字盤が小さめの時計
文字盤や針を保護する透明なカバー部分。 素材により透明度や強度が異なる。フラットな形状の他、中央が盛り上がったドーム型等がある。
ロレックスで使用されるブレスレットの一種で、ブロック型のコマが3列に配列されたバンドのこと。ステンレス製、18金ゴールド製、真ん中の列のみ18金ゴールド製のコンビなどがある。ハードでカジュアルな印象があり、スポーツ系のロレックスには大体このブレスレットが採用されている。
装着時の腕の動きで、内蔵された円盤状のぜんまいが自動的に巻き上げられる機構。
時計のインデックスとして数字代わりに使われる棒状の目盛りのこと。バーインデックスなどと呼ばれる。
ロレックスで使用されている鏡のような光沢を持つ、ツルッと磨かれた平面的なベゼル。 最もシンプルかつシャープなベゼルで、現行『エクスプローラー』の他、『エアキング』『パーペチュアル』等の旧モデルに使用されている。
一般にサファイアガラスとも言われる。人工的に作ったサファイアの結晶を加工したもので、非常に硬く傷がつきにくい。ただし、万が一傷がついた場合も研磨することはできず、また強い衝撃には弱いためぶつけたりすると砕けてしまうというデメリットがある。高い透明度と輝きがあり風防の素材としては最も高級。
ステンレススチールの略。サビに強く丈夫であるため、時計の素材として多く使用されている。
「100M防水」は「10気圧防水」と同じ意味です。これは、100Mの水圧に耐えることを意味しており、100Mまで潜ることができる、という意味ではないようです。実質的には、軽く水に浸かるくらいなら大丈夫、いわゆる「生活防水」という程度に考えていた方が安心でしょう。 というのも、飛び込みや激しい泳ぎ方をすると、時計に極端に負担がかかり水が浸入してしまう恐れもあります。また、100M防水を保証しているのは、新品購入時での状態で、使用しているうちにゴムパッキンが劣化し、本来の防水機能が発揮できなくなってしまうこともあるようです。防水性能を保つには定期的なメンテナンスがもちろん必要ですが、時計を長く大切に扱うためには、ダイバーズウォッチ以外は、入浴や水泳などは避けたほうが無難でしょう。